Yoshi のミンダナオ日記(その6:ミンダナオへの危険情報)
令和7年2月26日


「ミンダナオは危険」と言われ続けてきました。長年にわたるムスリム反政府勢力との紛争、共産ゲリラ、イスラム過激派、アブサヤフ・・・たしかに、イメージは良くありません。フィリピン人でさえ、偏った先入観や恐怖感を持っている人がたくさんいます。
私は、フィリピン随一の治安の良さを誇るダバオに住んでいます。そして、ミンダナオの隅々まで行き、この目で現地を見て、多くの人々に会い、「ミンダナオは危険」との認識が間違いであるとわかりました。
長い間、外務省による日本人に対する危険情報では、ミンダナオの東半分は、ダバオ市など一部の例外を除いてレベル2(不要不急の渡航を禁ずる)、西半分はレベル3(いかなる場合も渡航を禁ずる)になっていました。しかし、これはあまりにも現実を反映していないと考え、政府内で検討を重ねた結果、ダバオ地方全域を含む一部地域の危険情報を昨年12月に大幅に緩和しました。
これにより、日本からビジネスマン・投資家・観光客・学生など、多くの日本人がミンダナオ、特にダバオに来るようになると期待しています。そして多くのミンダナオの在留邦人やフィリピン人の悲願「ダバオと日本との直行便」が近い将来開設されることを願っています。
この緩和が終わりではありません。コタバト州の東部、ブキドノン州、イリガン市を含む北ラナオ州、西ミサミス州、サンボアンガ市を含むサンボアンガ半島地方、タウィタウィ州、コタバト市を含む北マギンダナオ州、スルタン・クダラット州、サランガニ州西部などは危険情報の早急な引き下げが必要であると考えています。
もちろん邦人の生命と安全の確保は在ダバオ総領事館の最重要課題です。しかし、それと同時に、日本のビジネス進出や人的交流を支援・促進することは我々の使命であり、それにより、フィリピン社会の発展に貢献することも極めて重要であると信じています。
米国をはじめとする欧米諸国が極めて厳しい危険情報を自国民に発出している中、ダバオに総領事館を持ち、情報も人脈も有している日本、ミンダナオ和平に尽力してきた日本、長年地元民から絶大な信頼を得てきた日本こそ、ミンダナオの真の姿を世界に発信し、欧米諸国の先頭に立ってミンダナオの危険情報を引き下げ、ミンダナオの発展に尽くすべきである。その思いを新たにしています。
参考:渡航情報を反映したミンダナオ島地図
私は、フィリピン随一の治安の良さを誇るダバオに住んでいます。そして、ミンダナオの隅々まで行き、この目で現地を見て、多くの人々に会い、「ミンダナオは危険」との認識が間違いであるとわかりました。
長い間、外務省による日本人に対する危険情報では、ミンダナオの東半分は、ダバオ市など一部の例外を除いてレベル2(不要不急の渡航を禁ずる)、西半分はレベル3(いかなる場合も渡航を禁ずる)になっていました。しかし、これはあまりにも現実を反映していないと考え、政府内で検討を重ねた結果、ダバオ地方全域を含む一部地域の危険情報を昨年12月に大幅に緩和しました。
これにより、日本からビジネスマン・投資家・観光客・学生など、多くの日本人がミンダナオ、特にダバオに来るようになると期待しています。そして多くのミンダナオの在留邦人やフィリピン人の悲願「ダバオと日本との直行便」が近い将来開設されることを願っています。
この緩和が終わりではありません。コタバト州の東部、ブキドノン州、イリガン市を含む北ラナオ州、西ミサミス州、サンボアンガ市を含むサンボアンガ半島地方、タウィタウィ州、コタバト市を含む北マギンダナオ州、スルタン・クダラット州、サランガニ州西部などは危険情報の早急な引き下げが必要であると考えています。
もちろん邦人の生命と安全の確保は在ダバオ総領事館の最重要課題です。しかし、それと同時に、日本のビジネス進出や人的交流を支援・促進することは我々の使命であり、それにより、フィリピン社会の発展に貢献することも極めて重要であると信じています。
米国をはじめとする欧米諸国が極めて厳しい危険情報を自国民に発出している中、ダバオに総領事館を持ち、情報も人脈も有している日本、ミンダナオ和平に尽力してきた日本、長年地元民から絶大な信頼を得てきた日本こそ、ミンダナオの真の姿を世界に発信し、欧米諸国の先頭に立ってミンダナオの危険情報を引き下げ、ミンダナオの発展に尽くすべきである。その思いを新たにしています。
参考:渡航情報を反映したミンダナオ島地図