石川総領事によるカガヤン・デ・オロ周辺の日本企業訪問

令和5年3月16日
 3月9日、石川総領事は、カガヤン・デ・オロ市の東洋建設、ビリャヌエバ町のフィリピン・シンター・コーポレーション、エルサルバドール市のフィリピン・ヤクルトを訪問しました。

 
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  東洋建設は、カガヤン・デ・オロ川の洪水対策工事を実施しています。この地域は過去、大きな洪水被害を出してきた地域ですが、東洋建設は3工区の中で最も技術的難易度の高い軟弱地盤部分を担当しており、サンドコンパクション工法という日本の高度技術を利用して洪水壁及び堤防上部の道路の建設を終えました。他の2工区の工事は継続中であり、日本の技術の高さを示しました。
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 フィリピン・シンター・コーポレーションは1977年から、ブラジルや豪州の鉄鉱石、ボホール島の石灰岩を利用して、鋼鉄の材料である焼結鉱を生産しています。同社が長年地元に溶け込み、日本経済を最前線で支えていることに深い感銘を受けました。
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 フィリピン・ヤクルトは、エルサルバドール市に新たに工場を建設しましたが、これはラグナ州カランバに次ぐ2番目の工場になります。同工場は本年9月頃の操業開始に向けて現在準備中です。