【領事班からのお知らせ】ミンダナオにおける新型コロナウイルス感染症関連状況(ダバオ市の新食料品・薬品パス(新FMパス)に関するダバオ市副市長の発言)

令和3年1月15日
【ポイント】
●14日、ダバオ市副市長はダバオ市政府災害ラジオで、新食料品・薬品パス(新FMパス)の実施予定について述べました。
●新FMパスは、1月末までに全戸に配布を予定しており、配布完了後に使用が開始される予定です。新FMパスが配布されるまでは、旧FMパスや村役場発行の証明書が有効です。
 
【本文】
フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在ダバオ日本国総領事館
 
1 14日、セバスチャン・ドゥテルテ・ダバオ市副市長はダバオ市政府災害ラジオで、新食料品・薬品パス(新FMパス)の実施予定について述べました。概要は以下のとおりです。
 
(1)新FMパスの発行理由
多くの市民が旧FMパスを紛失し、村(バランガイ)役場が再発行を処理。旧FMパスの偽造及び売買が発生。
 
(2)新FMパスの概要
(ア)新FMパスは1家庭に1枚発行され、氏名が記載された2名のうち1名のみが使用可能。管理番号のフォントが従来よりも大きく、視認性向上により濃厚接触を回避。偽造防止のためにQRコード付き(ダバオ市の接触追跡用QRコードとは別のもの)。ダバオ市内の居住地域により色分け(第1地区:緑、第2地区:青、第3地区:赤。買物場所の地区制限なし)。
(イ)新FMパスは身分証明書及びダバオ市QRコードと共に使用。管理番号の末尾が奇数の場合は月曜日、水曜日及び金曜日に使用し、偶数の場合は火曜日、木曜日及び土曜日に使用。夜間外出禁止の時間帯(夜9時から朝4時まで)及び日曜日の使用は不可。
(ウ)紛失・再発行に備え、管理番号を書き留めておくこと。
 
(3)新FMパスの配布・実施
(ア)1月末までに全戸に配布予定(13日現在、全182村中137村で配布完了)。新FMパスの配布完了後に「FMパス条令」を施行し、新FMパスの使用を開始予定。新FMパスが実施されるまでは、旧FMパスや村役場発行の証明書が有効。
(イ)新FMパスをまだ受領していない場合、村役場でFMパス発行台帳を確認の上、発行を依頼。
(ウ)仕事でダバオ市に滞在している者は村役場で発行を依頼。
 
2 在留邦人及び短期渡航者の皆様におかれましては、感染予防に万全を期すとともに、コミュニティ隔離措置、感染状況、医療事情、航空便、入国に係る規制(検査・検疫措置を含む。)等に関する最新情報に引き続き注意してください。
 
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○在ダバオ日本国総領事館  
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